ネットワークビジネスにはまって借金生活へ

ふと飲み屋で知り合った22歳のA子は、高卒4年目のOL。そこそこに名の知れた会社で営業事務の仕事に就き、独身寮に住んでいるということで贅沢ではないけど、それなりの暮らしを楽しんでいた。

4月になり、大卒の女の子が新入社員として入ってきた。年齢は同じでも会社では先輩だったA子は新人の教育係となって、何かと世話を焼いていた。
そして、給料日のこと。新入社員から「この会社のお給料って安いですね~」と見せられた給与明細には、A子よりも高い支給額が明記されてあった。

「4年間、がんばってきたのに、入社したばかりの大卒の女の子よりも給料が安いなんて?!」ショックを覚えたA子は、少しでも収入を増やしたいと思い、怪しげなネットワークビジネスへ手を出してしまった。

最初はそれなりにうまく行っていたみたいだけど、勧誘できる知り合いがいなくなり、同時に在庫も増えてきて、そのうちににっちもさっちも行かなくなったA子。

アフター5や土日の休日はセミナーや勧誘に動き、その疲れで会社でもミスを連発。完全にネットワークビジネスにはまってしまった彼女は、さらに在庫を抱えるためにキャッシングを利用するようになって行った。

それから半年。無断欠勤が増えて会社に居られなくなって自己都合退職へ。残ったのは多額の借金だけになったA子。

ようやく冷静になれた彼女は、恋も遊びもせずに、アルバイトを掛け持ちしながら借金返済だけのために働く日々を送っている。

闇金に強い弁護士